Joint Concert 2011演奏曲紹介♪(単独曲編)

皆さまご存知の通り、今月18日は「Joint Concert 2011」本番です!
残り2週間となったということで、今回私たちが歌う曲を紹介したいと思います!
あっ、演奏会の詳細についてはこちらへ!

今回のジョイントコンサートは上智大学混声合唱団アマデウスコールさん、東京大学法学部緑会合唱団さんと一緒に演奏会を作ってきました。
各団が1ステージずつ持ち、最後に3団合同ステージということで、計4ステージ構成になっています。
私たちは単独の第2ステージで「かなしみはあたらしい」を、合同である第4ステージで「幼年連祷」を歌うということになります。
今回は単独ステージで歌う「かなしみはあたらしい」の紹介をしようと思います!
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混声合唱曲集「かなしみはあたらしい」
(作詩:谷川俊太郎 作曲:信長貴富)

「かなしみはあたらしい」は2009年にできた大変新しい作品です。作曲は信長貴富(のぶながたかとみ)さん。
「信長貴富って誰?」という方もいらっしゃるかもしれませんが、合唱界では今一番多く取り上げられている人気作曲家の1人です。
信長さんの曲の特徴は何と言っても「おしゃれ」ということ。
ジャズやポップスの要素も積極的に取り入れられているので、合唱にあまり馴染みのない方もあまり気張らず聞くことができるのではないでしょうか。
この「かなしみはあたらしい」もロック調だったり、ポップス調だったり、ジャズ調だったり、最後の「未来へ」ではギターも登場します。

作詩は谷川俊太郎さん。谷川さんは誰もが知っている大詩人さんですよね。
平易ながら人々をハッとさせるような、あるいはとても深い詩を沢山書かれています。
この曲集では「歌っていいですか」、「泣いているきみ」、「かなしみはあたらしい」、「未来へ」という4つの詩を取り上げています。
人間の持つエゴイスティックなところを感じさせつつも、困難にあっても前へ進んでいく人間の力強さが描かれているように思います。

著作権の都合であまり詩を引用することはできないのですが、1節だけ…

誰もきみに未来を贈ることはできない
何故ならきみが未来だから

(「未来へ」)

これを読んだだけでは意味はよく分からないと思いますが、何かこれだけでも格好良いですよね(^^)

今回の単独ステージでは、皆さまのエールになるような演奏ができればな、と思っています!
実際の演奏は当日ティアラこうとうにお越しになって、お聴きくださいね^^
それでは、曲紹介第1弾はこの辺にいたします。
(読んでもよく曲について分からなかったら、すみません。。。笑)