Joint Concert 2011演奏曲紹介♪(合同曲編)

いやぁ、本番が近付いてきました。今週土曜日は「Joint Concert 2011」本番です!
中途半端に「単独曲紹介」なるものをやりましたので、今回は「合同曲紹介」をやってみたいと思います。
前の記事が時間が空いたのは、準備期間…ではなく単純に忘れてました(苦笑)。
演奏会の詳細についてはこちらへ!

今回のジョイントコンサートは上智大学混声合唱団アマデウスコールさん、東京大学法学部緑会合唱団さんと一緒に演奏会を作ってきました。
各団が1ステージずつ持ち、最後に3団合同ステージということで、全4ステージ構成になっています。
私たちは単独の第2ステージで「かなしみはあたらしい」を、合同である第4ステージで「幼年連祷」を歌うということになります。
今回は合同ステージで歌う「幼年連祷」の紹介をしようと思います!
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混声合唱組曲「幼年連祷」
(作詩:吉原幸子 作曲:新実徳英)

「幼年連祷」は1980年に初演された合唱組曲です。作曲は新実徳英(にいみとくひで)さん。
中学合唱でもよく歌われる「聞こえる」の作曲者としても有名ですね。今回私たちが歌う「幼年連祷」はこの新実さんの初期の作品であり、出世作、そして代表作の1つです。
決して派手で耳をひくような曲調ではないのですが、聴いているうちにその世界に取り込まれるような不思議な作品だと思います。

作詩は吉原幸子さん。1964年に詩集「幼年連祷」を自費出版、その年の室生犀星詩人賞を受賞された方です。
この曲では「花」「不眠」「憧れ」「熱」「喪失」という5つの詩を取り上げています。
人が誰しも迎える「幼年」というとき。失って初めて知るその意味。輝きと淋しさ、様々な感情が入り組んだ、そんな作品です。

その大人な世界観を3団で歌い上げたいと思います。
余談ですが、今回はアンコールもなかなかの大曲だったり…そちらもお楽しみに^^

というわけで、2回にわたる曲紹介もこれでおしまいです。
ここで伝えきれなかったことも山ほどありますが、それは当日のお楽しみ♪
皆さん18日はぜひティアラこうとうへ足をお運びください! ご来場お待ちしています。